米国株入門講座 米国株はどこで取引されるか?:CFD取引の細道 松尾芭蕉 監修? 初心者向けCFD取引案内 

CFD取引の細道
 (CFD取引の解説)

米国株入門講座 米国株はどこで取引されるか?


米国株入門講座


米国株はどこで取引されるか?


 

アメリカの代表的な株式市場にはニューヨーク証券取引所、
アメリカン証券取引所、ナスダックの3つがあります。


また、最近ではECN
(イー・シー・エヌ:Electronic Communications Networks)と
呼ばれる新しいタイプの取引の機会がコンピュータ・ネットワーク上
に幾つか出現しています。


順を追って説明しましょう。


1、ニューヨーク証券取引所


ニューヨーク証券取引所は、ウォール街とブロード街の角にあります。
そこは、マンハッタン島の南端近くに位置しています。


アメリカにおける証券取引は、
1792年にアメリカスズカケノキの下で始まったとされます。


ニューヨーク証券取引所は、「ビッグ・ボード」の愛称で呼ばれています。

それは、1817年に日頃証券取引に関わっているブローカー達が
それまでに慣習化した取引のルールをちゃんと成文化し、
「ニューヨーク・ストック・アンド・エクスチェンジ・ボード」という組織を
発足したことに由来します。

最初の取引で売買された銘柄は僅かに5銘柄といわれています。


ニューヨーク証券取引所ではいまでも
昔ながらの場立ち達による立会場取引を残しています。


1903年に「18ブロード・ストリート」、通称、「メイン・ルーム」と
呼ばれる立会場を収容するビルが、完成しました。


なおニューヨーク証券取引所は現在では上場会社、NYSEユーロネクスト
(NYSE Euronext Inc.、[注1;ティッカー]:NYX)の一部となっています。

NYSEユーロネクストはベルギー、フランス、英国、オランダ、
ポルトガルでも活動していており、NYSEアーカと呼ばれる電子取引市場で、
上場銘柄のほかにETFや株式オプションの取引をしています。

ニューヨーク証券取引所の他に電子取引市場を保持しているのです。

2、ナスダック(NASD Automated Quotation)


ナスダックは1971年に
全米証券業協会(NASD:National Association of Securities Dealers)が、
運営を開始した自動化された建値表示システム
(NASD Automated Quotation)のことを指します。


ナスダックで取引される株は、ニューヨーク証券取引所や、
アメリカン取引所にすら上場できないような泡沫的な店頭株でした。

しかし、1982年、上場基準を厳しくし、
現在ではニューヨーク証券取引所とほぼ同等の上場基準を維持しており
ハイテクやバイオテクノロジーやインターネットなどの企業の
上場先として重要な地位を占めるようになりました。

ナスダックの取引の特徴は立会場が無いという点です

3、アメリカン証券取引所(AMEX)


アメリカン証券取引所(American Stock Exchange:AMEX)は、1921年に開場しました。

アメリカン証券取引所の特徴は、株式(主に中小型株)、オプション、
上場投資信託(ETF)及び仕組み債といった金融商品を幅広く
取り扱っていることにあります。

それは、ナスダックが勢いを持ち、ハイテクなどの新興企業の上場を独占したため、
ニューヨーク証券取引所の「二軍」的なアメリカン証券取引所の地位は
相対的に低下しましたのでニッチ市場として生き残る途を歩んでいるからです。

1993年にスタンダード・アンド・プア-ズ500(S&P500指数)を対象とした
ETFを上場させていますが、これが米国内におけるETFの先駆となりました。

4、ECN(Electronic Communications Networks:電子コミュニケーション・ネットワーク)


ECNはナスダックに似てコンピュータ・ネットワークに基づいた
新しいタイプの取引を行っていまして、取引所はありません。


しかし、ECNは、大口の機関投資家向けの市場です。

機関投資家が、ニューヨーク証券取引所などの公の取引所に
注文を出してしまうと周囲の投資家に自分の意図がわかってしまいますので、
それを防ぎ、なるべく静かに、匿名性を持って大口のブロック注文
(1万株を越える注文のこと)を成立させたいという場合にECNを使うわけです。


[注1;ティッカー]

ティッカーとは、"ティッカー・シンボル"のことで、
日本の銘柄コードに相当するものです。

アルファベットの大文字が使われます。

通常、ニューヨーク証券取引所の上場銘柄は、
1~3文字、ナスダックで取引されている銘柄は、4文字以上となります。
例外もありまして、
コンピュータ・アソシエーツ(ティッカー:CA)がニューヨーク
証券取引所からナスダックに上場替えしましたが、従来の2文字のティッカー
(CA)をナスダックでもそのまま使用することが決まり、
「ナスダック銘柄はティッカーが4文字以上」という従来の慣習が初めて破られました。


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