MACD(マックディー) テクニカル分析解説
MACD(マックディー)
MACD(マックディー)は、移動平均線による分析を発展させた
トレンド系のテクニカル分析ですが、MACD(マックディー)は、
オシレータ系のRSIなどのテクニカル分析の要素も持っています。
MACD(マックディー)は
Moving Average Convergence Divergence
and Trading Methodの
略で、日本語では「移動平均収束拡散法」などと呼ばれます。
当サイトで紹介しています、移動平均線は単純移動平均線(SMA)で、
過去一定期間の平均値を単純に計算したものでした。
しかし、MACDで用いられるのは、「指数平滑移動平均線」
(EMA= Exponential Moving Average=または「指数移動平均」)といい、
直近(例えば今日)の値をより重視するようにできています。
そして、MACDでは、EMA「指数平滑移動平均線」の
短期(5日、12日など)と長期(10日、26日など)がどの程度、
乖離しているのかを示す数値を分析します。
人間の心理を洞察する上や状況を見る上でも、
最新の動きが重要であると考えたのです。
さらに、MACDの数値を移動平均化した「シグナル」と呼ばれる
指標も同時に表示され、MACDとシグナルの2本を使って市場の
トレンドや売買のタイミングを探ることができます。
MACDのオシレータ系の要素としまして、
長期移動平均線から短期移動平均線が大きく乖離した場合、
「買われすぎ」または「売られすぎ」という判断もできることといえます。
それは、
MACDは指数平滑移動平均線の「短期-長期」なので、
短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けるゴールデンクロス、短期移動平均
線が長期移動平均線を下抜けるデッドクロスのときには「O」になるので
そのことにより、上昇相場のときにはMACDの値は上昇、下降相場のときには下降するからです。
移動平均線のゴールデンクロス、デッドクロスと同じで、MACDがシグナルを下から上に突き抜ければゴールデンクロスで買いのタイミング、上から下に突き抜ければデッドクロスで売りのタイミングという具合です。
また、MACDは、RSIやストキャスティクスと同じくダイバージェンスも有効で、相場が反転するサインをみることが出来ます。
具体的には、価格は直近高値を超えているのにMACDは
直近高値のときを超えていない、ときには、上昇。
価格は直近安値を下回っているのにMACDは直近
安値のときを下回っていないなどのときには、下落。
と両者の勢いが落ちてきていると分析することができます。
MACDは緩やかな動きをするのが、特徴です。
ですから、大きな流れで高値圏、安値圏を判断する指標としては優れています。
反面、短期の売買では、そのタイミングを計りづらい面もあります。
その欠点を、RSIや ストキャスティクスで補うこともできます。
RSIや ストキャスティクスは動きが細かす ぎてノイズも多いので、
緩やかな動きのMACDとRSIやストキャスティクスを併用する
ことにより、これらの分析方法の短所を相互に補うことが、できるのです。



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